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thumnail_20170213

はやさが大を喰う時代

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小さくても世界で大活躍する日本人アスリートに感動

 
今世界で活躍している若き日本人アスリートは?と尋ねると直ぐに何人かの名前が頭に浮かぶでしょう。
当然ですが自分の関心が高いスポーツのジャンルで活躍している日本人プレーヤー達になるのでしょうが、男女フィギアスケート界のスター選手、スキー・ジャンプで連勝中の女子選手、テニスでグランドスラムを狙う男子選手、そしてゴルフではメジャー大会優勝も近い男子選手などの名を挙げる人はかなり多いのではないでしょうか。
勿論それ以外にもサッカー、野球、そしてボクシングなどのファンはそのジャンルで活躍している選手達の名を挙げることでしょう。
 
そんな中で今、私が驚きと共に注目させられている選手がバスケットボール日本男子チームの司令塔として大活躍をしている一人の小さな選手です。
特にバスケットボールファンという訳ではありませんので、その選手の出身校や経歴、そして所属チームすら知りませんでしたが、テレビで彼の試合ぶりを見ての驚きは、167cmという彼の身長でした。
200cm超の大きな選手が多いバスケットボールの世界で、小さいながらもその動きの良さで大活躍している日本人アスリートの姿に「小が大を喰う」という痛快さに感動させられたのです。
 

勝敗を決めるのは動きの良さ、それはビジネスでも同じ

 
ビジネスでの競争の場に於いて、大きな企業が高い勝率を収める時代が続いていたことには疑いの余地がありません。
大企業、それは売り上げ規模や従業員規模、そして拠点数やその規模などでカテゴライズした場合の呼称ですが、その規模の大きさがあるが故に競争での優位性があったのでしょう。
正に「大が小を喰う」のが当たり前の時代でした。
 
ところが今はどうでしょう?
インターネットの普及によってタイムリーに情報交換や共有が出来る今、AIやIoTが固有技術としての経験や熟練を不要化しつつある今、その大を喰う小が台頭していることは周知の事実であります。
そしてそれを可能にしているのは、バスケットボールの小さな司令塔選手のような「動きの良さ」即ち、「はやさ」でしょう。
従って「小が大を喰う」とは「はやさが大きさを喰う」と言い換えることが出来るのです。
 

早さは速さにも勝るのがビジネスの世界

 
ところでその「はやさ」には「速さ」と「早さ」という漢字が使われます。
それぞれの意味の違いは説明するまでもありませんが、大きさを喰うのはその両方ですのであえてひらがなで記しました。
しかしながらビジネス競争においてどちらの方がより重要かと言えば「早さ」の方でしょう。
バスケットボールの場合はジャンプボールで両チーム同時に試合を始めますのでその後は「速さ」の勝負になりますが、ビジネスの世界では、新商品の開発や営業活動などを他社と同時に始める必要は全くありませんので、スタートの「早さ」が有利に働くことが多いからです。
また「速さ」での勝負に関してはそのリソースの違いによって大企業の方が有利な場合が多いからです。
 

ビジネス競争にフライング・スタートはない

 
或る知人がこんなことを言っていました。
「自分でも陸上の100m競争でオリンピック選手にも勝てる方法があるよ、彼らより7~8秒早くスタートすればね」
勿論陸上競技の場ではこれはフライング・スタートになりますが、ビジネス競争の場では殆どの場合フライングなどはありません。
従って先ずは「早さ」そして次に「速さ」を追求し、ビジネスの世界でも「はやさが大きさを喰う」という痛快なシーンに感動させられることを期待してしまうのです。
 
 
ライター:ケイト・カナヤマ
 
 

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