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失敗のないビジネスはない、重要なことはその失敗を繰り返さないこと

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悪い人が多い職場は悪くない

 
ビジネスに限ったことではありませんが、物事全て何の失敗もなく上手くいくということはあり得ません。
科学技術の粋を尽くして開発した宇宙ロケットでもその打ち上げに失敗することがありますし、金メダル間違いなしとの前評判が高かったアスリートが本番で失敗することもあります。
ましては必ずしも最高の技術とやる気を持った人だけが集まっているとは限らない普通の職場での仕事上の失敗などは、あって当たりまえと言えるでしょう。
 
実はそんな失敗を繰り返す職場には或る特徴があります。
それはその職場の中に「善人」が多過ぎることです。
 
「私は何も悪くない」
 
「私も正しい」
 
「え、私のせい?いや、私は間違ってない」
 
と、何等かの失敗や問題が発生したにもかかわらず良い人達ばかりなのです。
一方、失敗や問題が少ない職場はその逆です。
 
「私が間違っていた」
 
「いや、私のやり方が正しくなかった」
 
「いえいえ、私がそうしたせいです」
 
と、悪い人がとても多いのです。
そんな職場では失敗や問題の原因が短時間で明確になり、再発の防止がし易いので決して悪くない職場なのです。
 

正直な悪人と不正直な善人の見極め

 
ビジネス上の失敗や問題は時として悲劇的な結果を生みかねませんので早急に原因を突き止めて再発防止を図る必要がありますが、その原因が人的なものである場合には所謂犯人捜しをせざるを得ません。
人を疑うことも、疑われることも決して心地よいことではありませんが、それをやり易くするのが悪人の多さであることは前述の通りです。
 
しかしながら世の中には「正直な悪人」や「不正直な善人」がいますので、企業の人材採用活動の段階でそのどちらかを見極め、極力「正直な悪人」を多く採用することがポイントになります。
それは決して簡単なことではありませんが、次の方法でそれを確認している個人商店があります。
 

或る個人商店でのアルバイト採用テスト

 
衣料品や雑貨の店頭販売のビジネスを行っているその店は、値切りには一切応じないが低価格であることが評判の人気店です。
アルバイトの店員が数名いますが、レジを任せられるかどうかは当然「信用できる人かどうか」がキーになります。
 
そこで、その店の店主は、アルバイトの募集に応募してきた人に或るテストを実施します。
それは、最初にレジを任せて「閉店時に、釣銭用に入れてある金額+売上金額」に矛盾がある場合は不採用ですと告げるのです。
そして、昼食の休憩時間にレジにそっと千円札を一枚入れておくそうです。
それによって閉店時には当然、千円多いことになりますが、この場合矛盾をなくす方法は簡単です。
 
その千円札1枚をポケットに入れて「矛盾は在りません!」と「不正直な善人」になることです。
採用されるのは「申し訳ありません、お客様に悪いことをしてしまいました。私のミスでお釣りを少なく渡してしまったようです」と言う「正直な悪人」であることは言うまでもありませんが。
 
 
ライター:ケイト・カナヤマ
 
 

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