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illustratorを使ったヴィンテージスタイルロゴの作り方

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このエントリーでは、ヴィンテージスタイルの定義であるとか、デザインのセオリー等々について語ることはしません。
実際にロゴを作りながらillustratorの色んな機能を使ってみようと言うチュートリアルです。
 

illustratorでのロゴの作り方

 
今回のデモでは、キャンバスサイズを1080×1080にしています。
インスタグラム等、使い勝手がいいと言う理由でそうしていますが、好きなサイズでかまいません。
 
 
STEP 1
 
楕円形ツールで、キャンバスの中心からAlt+Shiftを押しながら線幅1pxの円を描きます。

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STEP 2
 
円を描いたレイヤーをロックし、新規レイヤーを追加して円の中心にテキストを入力します。

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文字同士の間を好みで調節し、メインメニューの「オブジェクト」>「分割・拡張」を選択します。

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STEP 3
 
テキストのミーンラインとキャップラインの中間辺りと、ベースラインとディセンダーラインの中間辺りに、それぞれ6ptのラインを直線ツールを使って描きます。
 
テキストとラインを全て選択し、整列から中央に整列させます。

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ラインがテキストに重なっている部分を、ハサミツールでカットしていきます。
カットし始めたい所でパスをクリックし、カットし終えたい所でもう一度パスをクリックします。
 
この時、テキストとラインに少し余白を与えます。

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STEP 4
 
テキストに重なっているラインを全てカットし終えたら、次は変形させていきます。
 
メインメニューから「オブジェクト」>「エンベローブ」>「ワープで作成」を選択します。
ワープオプションのパネルが開くので、スタイルを上昇、カーブを50%で作成します。

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STEP 5
 
変形させたテキストを、キャンバスの中心に配置し直し、ガイドとして作成している円よりも一回り小さい円を、STEP1と同じ様に描きます。

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ダイレクト選択ツールに持ち替え、円の下のアンカーを選択しBackSpaceでアンカーを削除してください。

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テキストツールを選択し、残ったアーチ状のパス上でクリックします。
ガイド用の円と、残ったパスの間隔が文字の高さになるように調節して、中央揃えでテキストを入力してください。

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入力したテキストの中央に、ハンドルがあるので、それをアーチ状のパスの頂点に移動させます。
テキストを移動させたら、オブジェクトをロックしておきます。

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少しもの寂しいので、スターツールで星を三つ作成します。
位置や傾きを微調整し、三つの星を選択します。

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メインメニューから「オブジェクト」>「変形」>「リフレクト」を選択します。
リフレクトパネルで「垂直」にチェックをいれ「コピー」をクリックします。
 
コピーされた星をShiftを押しながら、反対側に移動させてください。

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STEP 6
 
ハンバーガーっぽいモノを作っていきます。
 
楕円形ツールを使い、大きさの異なる円を3つ作成し、3つの円に重なるように、長方形ツールで長方形を作成します。
線幅はいずれも4ptにしていますが、好みで太くしても細くしてもかまいません。

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シェイプ形成ツールで、3つの円の中の不要なパスを跨ぐようにドラッグします。

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同じ様に、長方形の中の不要なパスの上をドラッグしていきます。

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選択ツールで、長方形を選択しBackSpaceで削除すると、上のバンズが焼きあがってるはずです。
 
次に、ハンバーガーの具?を作るために、バンズを作った時と同じ線幅の直線を2つ、直線ツールで作成します。

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2つの直線を選択し、メインメニューから「効果」>「パスの変形」>「ジグザグ」を選択します。
パネルが開くので、オプションの「入力値」にチェックをいれ「大きさ」を6px「折り返し」を5に設定し、ポイントの「滑らかに」にチェックをいれ「OK」をクリックしてください。

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角丸長方形ツールと、シェイプ形成ツールを使い、上のバンズを作ったように下のバンズを作って、ハンバーガーは完成です。

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STEP 7
 
ロゴマークの下半分を作っていくので、好きなテキストを入力してください。

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佐世保でハンバーガーが広まったのは、1950年頃と言われています。
Sinceの方が適切なのかもしれませんが、EST.の方がそれっぽいのでEST.1950としています。
 
なんて偉そうに書いていますが、ハンドメイドのメイドのスペルが「MAID」になっているのは、気にしないでください。
決してメイド萌ではありません。
「おかえりなさいませ御主人様」と言われたい願望があるわけでもありません。
単純に間違いました。
 
×
 
×
 
さて、気を取り直して作業を進めていきます。
この主張の強すぎるメイドさんに、少しだけオシャレをさせてあげましょう。
 
カラーパレットを開き、パレットの右上にあるハンバーガーアイコンをクリックしてください。

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メニューが開くので「スウォッチライブラリを開く」>「パターン」>「ベーシック」>「ベーシック_ライン」を選択し、ベーシックラインのパネルを表示させます。

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選択ツールでメイドを選択しAltを押しながら、右斜め下に少しだけドラッグしテキストのコピーを作成します。
コピーしたテキストをCtrl+]でオリジナルのテキストの背面に移動させてください。
 
コピーした方のテキストの塗りに、先ほど表示させたベーシックラインのパネルの中から、好みの線幅の横線を適用させます。

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続いてメインメニューから「オブジェクト」>「変形」>「回転」を選択します。
回転の「角度」を315「オブジェクトの変形」のチェックを外し「OK」をクリックしてください。

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線の色に他のオブジェクトと同じ色を指定し、線幅を2ptにしてメイドは完成です。
これで、主張するばかりだった若いメイドも、少し影のある魅力的な大人のメイドになったんじゃないでしょうか。

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STEP 8
 
STEP5と同じ手順で、ガイド用の円の半分の円を作成し、円の上のアンカーを削除ます。

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直線ツールで、ガイド用の円の半径より少し短い直線を作成します。

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Alt+Shiftを押しながら、適当な間隔で真横にドラッグし、直線のコピーを作成します。
画像では、見やすいようにキャンバスの外に移動させていますが、キャンバス上で作業しても問題ありません。

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直線2つを選択し、メインメニューから「オブジェクト」>「ブレンド」>「作成」を選択します。

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続けて、メインメニューから「オブジェクト」>「ブレンド」>「ブレンドオプション」を選択し、ブレンドオプションパネルの「間隔」を、ステップ数にし30前後で好みの数を入力します。
最後に「方向」を、左側のアイコンにチェックをいれ「OK」をクリックしてください。

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先に作成した、円の下半分を一緒に選択し、メインメニューから「オブジェクト」>「ブレンド」>「ブレンド軸の置き換え」を選択します。
ブレンドオプションパネルの「方向」を右側のアイコンにチェックをいれ「OK」をクリックしてください。

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次に、メインメニューから「オブジェクト」>「分割・拡張」を選択し、「オブジェクト」「塗り」「線」にチェックをいれ「OK」をクリックします。

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STEP5で作成した円と同じ大きさの円を作成し、STEP6と同じようにシェイプ形成ツールを使い、ラインの不要な部分を纏めてカットします。

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最後に、残った円と、他のオブジェクトに重なっているラインを削除します。
残したラインで、他のオブジェクトと近すぎる場合は、ハサミツールを使ってカットしてください。

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上半分が少し軽すぎる感じがしたので、STEP7の手順で「ベーシック_ライン」ではなく「ベーシック_点」を選択し、ハンバーガーのバンズの塗りをドット柄にしています。
いい感じに焼きあがった感が出たのではないでしょうか。
 
 
STEP 9
 
ヴィンテージスタイルの雰囲気を出すために、印刷のブリードを表現していきます。
 
ハンバーガーの具?を選択し、メインメニューから「アピアランスを分割」します。
テキストを使用している部分は全て、メインメニューから「分割・拡張」を行ってください。

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「分割・拡張」が済んだら、キャンバス上の全てのオブジェクトを選択し、メインメニューから「効果」>「パスの変形」>「ラフ」を選択します。
ラフパネルの「オプション」の「入力値」にチェックをいれ「サイズ」を2px「詳細」を10/inch「ポイント」の「丸く」にチェックをいれ「OK」をクリックしてください。

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滲んだ感じを表現できたと思います。

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STEP 10
 
せっかくなので、illustratorのファイルをphotoshopのファイルとして書き出す方法も紹介しようと思います。
 
メインメニューから「ファイル」>「書き出す」>「書き出し形式」を選択しphotshopを選択します。
photshop書き出しオプションのパネルが開くので「レイヤーを保持」にチェックをいれ「OK」をクリックします。

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と、ここで初めてメイドのスペルミスに気付きました。
しかし、デジタルって便利ですね。
 
メイドのオブジェクトを選択し削除します。
正しいスペルのテキストを入力しSTEP7とSTEP9を個別に適用させます。
 
メイドカフェで楽しいひと時を過ごし「いってらっしゃいませ御主人様」と見送られた給料日1週間前のような、少し切ない気分です。

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STEP 11
 
photshopでファイルを開きます。
 
レイヤーは保持されていますが、今回はレイヤーの意味はないので、早々にレイヤーを結合し、レイヤーマスクを作成します。
ペンツールでグランジ系のブラシを選択し、かすれた感じを表現していきます。
 

 
画像では、見やすいように背景に白いレイヤーを配置しています。

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最後に、スマートオブジェクトに変換します。
「レイヤースタイル」>「カラーオバーレイ」から好きな色に変更することも可能です。

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最後に

 
illustratorの機能を使うという前提でマークを考えてみましたが、僕の地元とメイドに対する想いは伝わったでしょうか?
 
使えるツールが一つ増えるだけで、やれることはグッと増えると思うので、これを機に色んな機能を使い倒してみてください。
 
因みに2017年現在、佐世保にはメイドカフェはないみたいです。
できたらいいのに。
 
 

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