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【Photoshop】Camera Rawフィルターで簡単に色かぶり補正

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自社のコーポレートサイトやECサイトの更新を行われている方、もしくはSNSやブログを通して情報発信をされている方の多くは、使用する画像の用意も自身で行われていることかと思います。
 
そんな時、撮影した写真の色味が実際に見えている色と違っていたりすることはありませんか?
それは、近くの物体からの強い反射光や照明などの影響をうけ、画像が特定の色に偏ってしまうことで起こる「色かぶり」と言われる現象です。
 
「色かぶり」がイイ味を出している場合もありますが、基本的には避けるべきものです。
また、合成や加工を加える際も、ニュートラルな状態から始めた方がやりやすいのでないかと思います。
 
RAW形式で保存できないスマートフォンで撮影して色かぶりした場合や、ストックフォトで見つけた画像が色かぶりしていた場合でも、簡単に補正を行うことができますので、その方法を紹介します。
 
 
 

Camera Rawフィルター

 
 
 
先ずはPhotoshopで画像を開いて複製します。

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複製したレイヤーを選択した状態で、メインメニューから「フィルター」>「Camera Rawフィルター」を選択してください。

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Camera Rawのウィンドウが開きますので、ホワイトバランスを「自動」にして「OK」をクリックします。

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少しグリーンが強い気がしたので、Camera Rawフィルターを適用した画像の不透明度を「90%」にして調節しました。

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これで「色かぶり」の補正を行うことができました。
いかがでしょうか。

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紹介した方法は、すでにjpegなどの画像として現像れたモノに対して「簡単に補正できる」ということに焦点をあてて紹介させていただきました。本来であればグレーカードを使用するなどして撮影・RAW現像の段階でホワイトバランスを調整するのが基本です。
 
 
 

ヒストグラムの見方

 
 
 
書き終わって、余りにも短かったので「おまけ」のコーナーです。
 
Pohotoshopでの色かぶりの補正には、トーンカーブや色相・彩度を細かく調整していくなど、色んな方法が存在します。十人十色で人それぞれですし、どれが正しいということではありませんが、その際に頼りになるのが、自分の色彩感覚とヒストグラムです。
色かぶりの補正に限らず、ヒストグラムを理解しているとなにかと便利ですので、今回は基本の「き」だけ紹介して終わりにしたいと思います。
 
 
では、メインメニューから「ウィンドウ」>「ヒストグラム」を選択し、ヒストグラムを表示させてみましょう。

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ヒストグラムとは、画像内のピクセル分布を階調レベル別にグラフ化したものです。
どういう事かというと、デジタル画像はピクセルの集まりです。各ピクセルは明るさのレベルを表す0~255の256の階調を持っています。(0が暗く255が明るい、中間は128)
このピクセルの数を、階調レベル0のピクセルはn個、階調レベル1のピクセルはn個といった具合に集計し、グラフにしたものがヒストグラムです。

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ローキー画像は、ヒストグラムの山がシャドウ側(左)に集中し、ハイキー画像は、ヒストグラムの山がハイライト側(右)に集中します。

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このヒストグラムから何が解かるのか、簡単なモノから紹介していきます。
 
デジタル画像には、色かぶり同様「あまり好ましくない」とされる現象がいくつか存在しています。
その中でも代表的な「白トビ」と「黒ツブレ」のヒストグラムを見てみましょう。
 

白トビ

本来なら写っているべきものが真っ白になっている部分です。
ヒストグラムを見ると、ハイライト点にピクセルが集中しています。

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黒ツブレ

白トビの逆で、本来なら写っているべきものが真っ黒になっている部分です。
ヒストグラムを見ると、シャドウ点にピクセルが集中しています。

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では、今回の色かぶりした画像のヒストグラムのRBG各チャンネルのヒストグラムがどうなっているのか、補正前と後で比較してみます。

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色かぶりした画像のヒストグラムの特徴として、各チャンネルの階調の幅が揃っていないことがお解りかと思います。
ザックリ説明すると、この各チャンネルの階調の幅を揃えてあげることで、色かぶりを補正できるということになります。
 
手動で行う方法は、長くなりますので機会があればまた紹介しようかと思います。
 
 
 

さいごに

 
 
 
今回、使用させていただいた画像は、ストックフォトからダウンロードしたものに手を加えて、極端な白トビや黒ツブレを再現させていただきました。
 
また、色かぶり白とび黒つぶれを完全に否定するのではなく「あまり好ましくない」という表現にとどめているのは、個人的には「加工を行う際にトラブルのもとになるから避けるだけ」だと思っているからです。
正確な記録写真を残す上でも、好まれないは事実ですが、結局のところはどう表現するかや、見る人がどう感じるかで写真の良し悪しは変わってくるものだからです。
 
 

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